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東京国立近代美術館 所蔵作品展 特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。 [美術館(の空間)が好き]

先日見たわらび座のミュージカル「政吉とフジタ」の中で
フジタの戦争画「アッツ島玉砕」について触れていました。

まあ色々あるんですが、その中で「画面に小さい花が描かれている」と
あったのが気にかかりました。

「アッツ島玉砕」、本やテレビでは見た事ありますが実物はどこに??
調べたら東京国立近代美術館にあるとか。http://www.momat.go.jp/am/

そして職場の旅行で東京に行くその時に
「2015.09.19-12.13 所蔵作品展 
MOMAT コレクション
特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」
が行われているというグッドタイミング。行くしかないでしょう。

皇居沿いを走るランナーにビビりながら東京国立近代美術館へ。
イサム・ノグチの「門」がお出迎え。

20151128fujita01.jpg

所蔵作品展なので藤田嗣治の他にも逸品がたくさん。

萬鐵五郎「裸体美人」重要文化財。
雑誌で見たことがあります。本物、大きい。印象違います。
卒業制作で、教授陣の綺麗なヌードに反発しあえて不格好なポーズ、
鼻穴、腋毛強調のヌード。ですがモデルさんは顔立ちが整ってそう。
実物見るとイメージ変わります。

岸田劉生「道路と土手と塀(切通之写生)」重要文化財。
こちらも雑誌、そしてテレビで見て強く印象に残ってた絵です。
実物を見た感想。とにかく明るい。雰囲気が明るい。

この2点をみただけでも大満足。ミーハーですからw

他にも岡本太郎「燃える人」、奈良美智、村上隆、草間彌生etc

高嶺格のインスタレーション「God Bless America」も強い印象。
2トンの年度で作った巨大な顔が形を変えていくクレイアニメ。?
要所要所でGod Bless Americaが歌われます。甲高い声で。
2002年の作品で9.11の影響があるとか。
作家の日常も映しこんでます。粘土を変形させているころ、
飯食ってるところ、いちゃいちゃしてるところ、○してるところ等。

20151128fujita02.jpg

「眺めのよい部屋」から。皇居とお堀に面してます。

さて本題?
藤田嗣治。乳白色の絵は白すぎて真白に見え、戦争画は真っ黒に見えます。
雑誌などの写真で見るとそれで終わるのですが、実物は近寄ったり離れたり、
角度を変えたりとしっかり見ることができます。

「アッツ島玉砕」、確かに花が描かれています。
戦争画、初期のは写真のような絵ですが(明るい)、後のは人・人・人…創作?(暗い)。

絵画の他にも、フジタが挿絵を描いた本、フジタのインタビューや論文が載った本なども。
そして、東京国立近代博物館フィルムセンターが所蔵している映像作品
「現代日本 子ども篇」 1935年 8分38秒も特別上映。

現代日本は海外に日本を紹介(アピール?)するために藤田嗣治を監督に
撮影された映画で、その一環として秋田を訪れたことが、平野政吉邸で
大壁画「秋田の行事」を描くことに繋がっていきます。

しかし完成品が当時の為政者に気に入られずボツに。
どんな映像だったのか気になっていたので見られてラッキー。
当時の普通の子どもたちなんでしょうが、立派な日本をアピールしたかった
為政者にはみすぼらしく見えて納得できなかったんでしょうね。

20151128fujita03.jpg

美術館のお楽しみと言えば、レストラン(orカフェ)で飲むビールww
眼下を走る皇居ランナーを見ながら一杯。右の赤&黒はイサムノグチ「門」。
イサムノグチの指示で定期的に塗り変えてるんだとか。4パターンあるみたい。

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