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公開講座「百万人の山と自然 安全のための知識と技術」 [アウトドア]

福士さんにご案内を頂き、日本山岳ガイド協会主催の公開講座
「百万人の山と自然 安全のための知識と技術」を聞いてきました。

会場は由利本荘市 紫水館 (旧・鳥海町)
偶然S師と連なって会場到着。受付をされていたSHIGENO氏に御挨拶。
丁岳を登ってきたkuriya氏、鳥海山を走ってきた"かずっち"氏と合流。

定員200名、そんなに集まるのか?と思ったら溢れました。
始まる前にパイプ椅子を追加する大盛況。関心高い。

20151010hyakumannin.jpg

印象に残った話をメモ。

「山の自然と危険 ~最近の気象遭難から~」
飯田肇氏 (富山県立カルデラ砂防博物館学芸課長)
・立山・剱で氷河を発見した方
・残雪シーズン、雪の残り方、地形から気象を想像する。
・日本の山はひと冬に大量の雪が降り、ひと夏で全部溶ける。
・大量に降って大量に溶けるという特徴がある。
・雲の名前を覚えておくと楽しい。
・遭難の原因、低体温症が多い。
・低体温症の三大原因。低温、風、濡れ。
・高度が増すほど風は強くなる。規則性はなく予測は難しい。
・稜線での遭難が多い。強風。低温。
・稜線に出る前に対策をする。出たら何もできない。
・風速の予測をチェック。瞬間最大は10分平均の1.5~3倍になる。
・500hPaの高層天気図は便利。見方について。
・2009トムラウシ、1989真砂岳の遭難。引き返す判断を下すポイント何か所も。
・秋山は一日で冬山になる。
・水の事故が増えている。沢の増水、土石流(鉄砲水)。平地の水害同様。
・ネット上にある便利な情報を活用する。スマホからなら現場からでも。
・雷の情報、高層天気図、週間予報支援図など
・電源が切れたら終わり、にならないよう基礎知識、事前の準備も。
 

「長野県の遭難の現状 ~遭難事例に学ぶ~」
宮崎茂男氏(長野県警察本部山岳安全対策課救助隊長)
・長野県には全国から登山者が来る。県内だけの啓蒙活動には限界。
・機会があれば県外でも啓蒙活動。山に来る前に知識を。
・実際の遭難事例、写真。亡くなれらた方の写真。御岳山の写真も。
・ヘルメット無しで頭に致命傷の写真、ヘルメットが頭を守って無傷の写真。
・落石、滑落にはヘルメットが有効。ヘルメットの着用を。
・登山届を出すだけでは駄目。家族にも知らせる。登山届を渡す。
・本人が通報できない場合、家族からの届け出がないと捜索されない。
・Compass(コンパス)の活用を。(ネットで届け出、家族と共有)
http://www.mt-compass.com/index.php


おまけ 講座が始まる前に、畳めるヘルメット「タタメット」の紹介がありました。
20151010hyakumannin01.jpg

クライミングは不可、縦走用に、とのこと。


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