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ファイナル平野政吉美術館 現・美術館に物語を感じます [美術館(の空間)が好き]

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新・秋田県立美術館ができたので、現・秋田県立美術館=平野政吉美術館
6月いっぱいで終了。最後の企画展として
「藤田嗣治の祈り 平野政吉の夢」が6月30日までの会期で開催されています。

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現・美術館。

美術館の構想が1936年。この美術館の開館が1967年。31年も!

簡単に年譜など(毎度の自分用メモ…)
1929年 平野政吉氏(秋田の資産家)、東京で藤田嗣治氏の帰国展を観覧。
1934年 東京の展覧会場で平野氏と藤田氏が出会う。
1936年 3月 映画「現代日本」撮影のため藤田氏来秋。
      6月 藤田氏の妻、マドレーヌ急死。
      7月 平野氏、マドレーヌ追善のため秋田に美術館の建設を提案。
1937年 1月 美術館の展示構想、建設地決定。
      2月~3月 藤田氏、平野家の米蔵で壁画「秋田の行事」制作。
1938年 美術館着工。が、戦時体制のため基礎工事で中断、建設中止。
1967年 秋田県立美術館開館。壁画「秋田の行事」制作から30年を経て公開。
1968年 藤田氏死去。

藤田嗣治氏が生きてる間に何とか間に合った、良かった。
現美術館の建設が決まった後、平野家の方がフランスに住む藤田氏に報告に行ったそう。
その後何度か訪問し打ち合わせしてるようで、そんな話も展示されています。

また、昨秋1938年に着工した幻となった美術館の設計図が発見されたそうで、
それも展示されています。現在、設計図を研究中とのことで、その成果を9/28オープンの
新・秋田県立美術館で公開予定とか。バーチャルで見られそう。

大展示室では1930年代の藤田作品をエピソードと共に時系列で展示。
何度も見てますが、何度見てもいい。嫁さんは五人女をじっくり見てました。
私はアトリエを背景にした自画像をじっくりと。(タイトル忘れた)

3階展示室では、藤田氏が旧蔵し美術館建設のため平野氏に売却したコレクションと、
平野氏が買い集めた作品を展示。目を惹いた作品をメモ(またまた自分用です…)
ルイジ・ダ・リオス 「水を汲む少女」 絵が明るい、望遠で撮ったポートレートみたい
パブロ・ピカソ 「女の顔」 ソフトグラウンドエッチング 墨で描いたみたい。
                長い展示室の正面奥にあり目を惹く。キュビズムではない。
アンリ・マティス 「ルーマニア風のブラウス」 小さい顔、大きな身体というかブラウス。
                いかにもマティス。

展示替えで出てないときも有る絵画たちですが、今回は最後なのでエース級勢揃い?

現・美術館の物語に思いを馳せ、藤田の祈りと平野の夢が融和する大空間(パンフから)を堪能。
6月の土曜日は毎週ギャラリートークもあるそうなので閉館までにまた訪ねようと思います。

オマケ
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お堀にデコイが。と思ったら本物でした(汗

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与次郎のヒゲ。ニュースで有名になったせいか見物客多数。我々もですがw
折れない材質に変えたそうですが、既にあらぬ方向を向いてるような?

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